休眠相
休眠とは・・・成長に適した温度や水分などの環境があたえられても成長を止めている状態。
球根の多くは、地上部が枯れ始めるころ掘りあげて種球しますが、夏は休眠している。
ロゼット相
ロゼット相とは・・・冬頃、茎の伸長がみられず、葉を地面にひろげた状態。
完全な休眠状態では無く、葉や根は少しずつ成長している。
日長と花芽分化
日長の変化に反応して花芽分化・開花する性質を光周性という。
日長への反応のしかたは草花の種類によって違って、長日・短日・中性植物に分けられる。
連続した長い暗期が、短日植物の花芽分化・発達をすすめ、長日植物はそれを抑える。
短日処理・・・一日の暗記(暗い時間帯)を長くすることで、短日植物の開花を促進して、長日植物では開花を抑制する。
長日処理・・・一日の暗記を短縮または中断することで、短日植物の開花を抑制したり、長日植物の開花を促進する。
温度管理(DIF)
DIFとは、昼間の平均気温から夜の平均気温を差し引いた値のことで、昼の温度が夜より高ければプラス、低いとマイナス。
DIFがプラスになるように管理すると草丈が高くなり、ゼロからマイナスで管理すると低くなる。