種は養分が含まれているので肥料は与えませんが、本葉が出た頃茎が少ししっかりしてきたら、薄めた液肥を1週間に1回ぐらい与えます。
播種に適した土
種まきに適した土は細菌が無くてほすいせ、肥料分を含まない土。
覆土について
種には光好性種子と光嫌性種子がある。
光好性種子は光を好む種子で、発芽に光が必要。
嫌光性種子は光を嫌う種子なので、光に当たらないように土で種を覆う。
発芽に必要な条件
発芽に必要な条件のまとめ
- 空気・・・植物の発芽には、酸素が必要。
- 養分・・・植物の種は養分を含んでいる。
- 温度・・・発芽適温は植物によって違う。
- 光・・・光を好む、光好性植物と、光を嫌う光嫌性植物があるので、注意すること。
- 水・・・種は水を吸って発芽します。
- 休眠・・・採種した種はすぐに蒔いても一時的に成長を停止(休眠)しているので、ジベレリンのような科学物質で休眠を打破することがきる。
種まきの方法
主な種まきの方法
- ビニールポット巻き・・・ポットに種を蒔く方法、移植できるものは移植し、移植できないものは、根が張ったら大きい蜂に移したり、定植したり使い分ける。
- 育苗鉢巻き・・・育苗ポットに種を蒔く方法。移植を嫌う植物を育苗鉢のまま、鉢や花壇に移して育てる。
- 新聞紙蒔き・・・塗れた新聞紙に挟んで発芽させる方法。大きな種を対象に行う。
- 箱巻き・・・浅い箱に土を入れて播種する方法。非常に小さな種の草花を育てる時に最適。
- 直播き・・・花壇や畑など、最終的に栽培する場所に直接蒔く方法。大きい種で移植を嫌う種類を対象とする。
水遣り方法
発芽するまでは乾燥させないように水をやること。
小さな種はジョウロで水を遣ると、流れてしまうので、底面給水や霧吹きでやった方で良い。
春化処理
植物の成長時期に低温の時期を与えることで、成長を促進する。
種蒔きでは、種を蒔く前に、種を冷蔵庫で冷やして蒔くと発芽率が良くなる。

